2012年 01月 14日
♪ハハハッピーバースデー♪
ゴリラ大好きの母ですので、ここは福岡市動物園のゴリラのビンドンさんにお言葉をいただきたいと思います!
では、お願いします!!


イケメンビンドンさんからのお祝いコメントでした。ビンドンさんありがとう☆
上の写真は2011年11月に福岡市動物園に訪れたときに撮影したものです。
ビンドンさんは1980年生まれの現在30歳の男性ゴリラ。一人暮らしです。

昨年1月16日に、隣の住人だったウィリーさんが亡くなりました。コップで水を飲むことで大変人気だったあのウィリーさんです。壁を隔てているとはいえ、隣のウィリーさんの存在はビンドンさんの日々の生活の刺激となりエネルギーにもなったのではないかと想像します。
私たちが訪れた日、ビンドンさんは、放飼場で布の上に座って日向ぼっこをしていました。声をかけるとちらっとこちらを見てくれることもありました。
しばらくすると、布を持って屋根のあるところに移動し、そこでゴロンと寝転がりました。
かっこいいビンドンさんを見て興奮気味だった私のことがちょっと鬱陶しかったかな、、、ごめんねビンドンさん。。。
一人暮らしのビンドンさんにとって、幸せな生活とは何だろう。
短時間の滞在で、もちろん私にそれがわかるはずはありません。
ビンドンさんや国内の動物園にいる他のゴリラのことを考えるときに、覚えておきたい大切なことを、SAGA14で、中部学院大学の竹ノ下先生が講演してくださいました。
SAGA14に参加できなかった方に、ここですごい朗報があります。
なんと、竹ノ下先生のHPに講演録がありました!
「ヤムイモの頭(竹ノ下研究室):SAGA14講演録(2011年11月12日@熊本市動植物園)」
興味のある方は是非是非読んでみてください。実際に講演で話されていたことがほぼ全て文字起こしされています。
会場で見せていただいた素晴らしい動画もあります。この動画は何度見ても感動します。竹ノ下先生も、シルバーバックとのゴリラ語での交渉が成立したときにはとても感動したとおっしゃっていました。動画を見ているだけでも感動します。
私は最近、動物の出す声はすごく大事なんだなあと思います。動物にかかわる仕事をなさっている方にとっては当たり前のことかもしれませんが、動物の声を聞き分けて動物の気持ちを知るということは、すごいことであり、動物と心を通わせるためにとても重要な要素の一つなんだと改めて思うのです。私も動物の表情や声からその動物の心の動きを知ることができたらどんなに素晴らしいだろうと、、、そう思うので、勉強勉強!ですね。
話がそれましたが、、竹ノ下先生の講演では、ゴリラの多様な暮らしが紹介されました。まさか、野生のゴリラの生息地でイルカが見られるなんて思ってもみなかったので、本当に驚きました。ゴリラの生活環境、スタイル、行動は多種多様で限定されない、これは野生に限らず、動物園のゴリラたちにも当てはまることで、日本の23人のゴリラ1人1人にあった飼育や展示をする工夫をすることが望ましいというお話でした。
これを聞いて、前日に会ったビンドンさんを思いました。ビンドンさんにはビンドンさんのこれまで30年の人生があり、性格があり、体質があり、飼育員さんとの関係性もあり、好きな食べ物もあるし嫌いな食べ物もあるでしょう。それらを全部あわせて、ビンドンさんのためのオーダーメイドの幸せでビンドンさんが満たされることを願ってやみません。そして、次にビンドンさんに会えたとき、ビンドンさんの気持ちが少しでもわかるように勉強したいです。そのときにビンドンさんの幸せが伝わってきたらいいなあと思います。
最後に母へ。
ゴリラ好きな母のおかげで、私もゴリラが大好きです!
これからも親子そろってゴリラを愛していきましょう☆ 誕生日おめでとう!!!
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by chappo10
| 2012-01-14 23:00
| 福岡市動物園