安佐のクロサイ

2ヶ月も前にさかのぼりますが、、、
2010年12月、広島市安佐動物公園に行ってきました。

とても素晴らしい動物園で、ご紹介したいことは山ほどあるのですが、今日はその中のクロサイをご紹介します。

安佐動物園にいるクロサイは、現在7頭。
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第1クロサイ舎に、父:ヘイルストーン、母:サキ、娘:アディ、息子:ロック、娘:ココが、
また、第2クロサイ舎には、世界長寿第1位と第2位のハナ(♀)とクロ(♂)が住んでいます。ハナは日本一のお母さんクロサイでもあります。
さらに、安佐動物園所属のクロサイ4頭が、ブリーディングローンなどで現在他の動物園に赴任中であり、全部で11頭が安佐動物園のクロサイということになります。すごい数ですよね。

この数からもわかるように、ここ安佐動物園では、絶滅危惧種のクロサイの繁殖に成功しており、日本、そして世界の動物園に安佐で生まれたクロサイを送り出し、さらなる繁殖に寄与しています。
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さて、この日は雪が舞うほどの寒さで、残念ながらクロハナ夫妻は室内にいて、見ることはできませんでした。次回に期待。元気で幸せにのんびり暮らしてねと願いながら、第1クロサイ舎へ。
広い放飼場で5頭そろってお昼寝していました。
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しばらく観察していると、息子(?)がお父さん(?)を起こしに行き、、、
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それを合図にみんな起き出して
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仲良くウロウロし始めました^^
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大きなクロサイファミリーが一斉に動く姿は圧巻です。
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みんなで喉を潤します。
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枝を食べる。幅広い唇を利用して地面付近の低い草を食べるシロサイ(wide rhinoceros→white rhinoceros)と異なり、クロサイは低木の若芽や新芽を食べやすいように上唇が尖がっています。
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安佐動物園には「ライノテラス」という、クロサイをすぐそばで見られるテラスがあります。だから、大きな身体、分厚そうな皮、尖った上唇など、クロサイの特徴を間近でじっくり観察できるのです☆
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こんな素敵なクロサイが、現在、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは、最も絶滅のおそれが高いとされる、CR(近絶滅種)というランクに指定されています。
これは、言うまでもなく、人間による環境破壊、そして密猟・乱獲が原因となっています。
特に、サイの角を短剣や薬用として利用するために、サイが殺されていることは、非常に深刻な問題です。サイの角は、ケラチンでできた角質で、人間の髪の毛や爪と同じ成分で、何の薬効もありません。それなのに、科学的根拠もない迷信だけのために、多くのサイが殺され、絶滅の危機に追いやられているというのは、人間とはなんて愚かなのかと思います。
このような短剣や薬なんて買わないから、自分はサイの数の減少の原因は作っていない ということにはなりません。野生のクロサイが生息するアフリカの環境破壊、遠い遠い日本に住んでいる私たちも大いにその原因を作っていることは確かです。世界の自然・野生生物の危機に、私たちが関わっていないことなんてないんです。
ではどうすればいいのか。困りました。
「困ってるだけじゃ駄目なんです!!!」
これ、実は、横浜市立金沢動物園で、安佐出身のクロサイ、ロン君を見ながら、クロサイ担当の飼育員さんに言われた言葉です。
上記のような、クロサイの現状についてフリップを使ってわかりやすく説明していただき、それを聞いた私が、「そうか~~ 困ったなぁ・・・」と何気なく呟いた言葉に、飼育員さんがおっしゃったのです、困ってるだけでは何にもならないと。
その通りです。それ以来、私と友達は動物園で、絶滅の危機に瀕している動物の説明を読むたびに、「困ったなぁ、、、、あ!でも困ってるだけじゃダメじゃん、金沢の飼育員さんに言われたじゃん!」と言って、もう一歩前に進むためにどうするべきなのかを考えるようになりました。とはいえ、答えが出ないことのほうがまだまだ多いのですが、あきらめず、考え続けようと思います。

大事なことを教えてくれた、金沢動物園のクロサイ、ロンとローラ、そして飼育員さんに感謝^^
(ロンとローラ:2010年3月に撮影。)
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さて、それでは、クロサイを守るために何ができるか。
たとえば、International Rhino Foundation(国際サイ基金)という、サイの保護団体があります。このような団体による報告や活動を知り、共感すれば、何らかの形で協力するというのもあるでしょう。
また、もっと身近で、生活に関わる形で何かできないかと考えたとき、野生のクロサイが生息するアフリカに、私が日々お世話になっているもので真っ先に頭に浮かぶもの、それはコーヒーやチョコレートです。ほぼ毎日飲むコーヒーをFair Tradeのコーヒー(たとえばこんなものや、こんなもの)にすることで、生産者の持続可能な生産と生活を支える。それによって、現地の人々の生活が改善され、非合法のサイの密猟などで生活をしていく必要が減る。また、コーヒーを買うことで、国際サイ基金、チーター保護基金、ユキヒョウ保護団体に寄付ができるコーヒーや、さらに、森林を保護しながら栽培しているコーヒーなどもあるようです。詳しくは、ナショナルジオグラフィックの「環境にやさしい植物」に載っています。
サイの保護活動が地道に続けられ、成果をあげていましたが、近年また、サイの密猟が急増しているようです。大変哀しいことです。このような現実を知り、常に問題意識を強く持っておくことも大切ですね。
「南アフリカでサイの密猟が急増 WWF 2011年1月14日」
「南アフリカのサイの密猟がかつてない規模に WWF 2011年1月14日」


最後に、クロサイの素敵な笑顔を^^
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この笑顔を絶やさないために。
皆さんも是非、安佐動物園を訪れて、クロサイの素晴らしさを感じ、生息地の現状について考えてみてください☆
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by chappo10 | 2011-02-27 16:49 | 広島市安佐動物公園

2011年2月、埼玉県こども動物自然公園に行ってきました。

用事があって、午後になってから動物園に到着。
先に入っていた友達は、フタクンが日向ぼっこしてるのを見てきたよと言っていました。
久しぶりに暖かで天気も良かったので、フタクン良かったね。
友達は反芻するフタクンをじっくり観察したということだったので、他の動物を先に見て周り、16時ごろ、フタコブラクダのフタクンの住むラクダ舎に到着。友達は本日2回目のフタクン。
もう日が陰ったから、おうちに帰っちゃってるかな~なんて言いながら、フタクンの家に行ってみると、お帰りはまだのよう。
そこに、飼育員さんが登場。フタクンの放飼場に通じる扉を開けました。
もしや、フタクンが帰ってくる!?と、興奮して、私たちも扉の近くに。
飼育員さんから、フタクンが通るのでこの線から出ないようにと言われ、
そこでフタクンが家まで帰るのを見ることになりました!!

ここから、連写で撮ったのでかなり似たような写真が続きます。
また、途中でズームしたり、撮影モードを切り替えたりしているため、遠近感や明暗がぐちゃぐちゃですが、ご了承くださいm(_ _)m
また、映りの悪い写真もカットせずに載せていますがこちらもご了承くださいm(_ _)m

脚の痛いフタクンが、飼育員さんに支えられ、励まされながらおうちに帰っていく様子です。
途中、一番近づいたところで、フタクンがこっちを向いたので、「こっちに来ちゃう!?」とかなりびっくりしたのですが、もちろんフタクンはちゃんと寄り道しないで帰っていきました。
私たちの前を通り過ぎ、後姿になったフタクンは、ひときわ大きく見え、圧倒されました。
普段、放飼場で柵の外から見るフタクンや、近いけどおうちの中にいるフタクンを見るときと、今回の、歩くフタクンを目の前で見るのとでは、その存在感が全然違い、とてもかっこよかったです。


では、ご覧ください^^

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最後は、ちょっと油断?して、家に入っていく瞬間の写真が撮れず、お尻だけになったところでシャッターを押していました。
脚が痛いので、何度も止まってしまうフタクンでしたが、そのたびに飼育員さんが、右から左から後ろから支え、押してあげて、無事、家に帰ることができました。
がんばるフタクン、そして大きなフタクンを支える飼育員さんに感動しました。

ここからは、家について、ムシャムシャとご飯を食べ始めるフタクン。
食欲旺盛なようで、安心しました。
家に入ったフタクンとは、かなり近い距離なので、フタクンの匂い、食べる音、息遣いも感じることができます。
今回は、「ぶはっ」としたフタクンのツバが散ってきて顔にちょっとかかり、それもまた嬉しかったのでした^^


「ただいま~~」
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乾草をラーメンのように食べるフタクン。
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「うっま~!」お目目キラキラフタクン。
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「あなたも食べる??」
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「うまうま~」
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「満足満足」
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フタクンは、今年の6月に27歳になります。
高齢の部類に入るほうだとは思いますが、野毛山には35歳の大先輩ツガルさんもご健在ですし、フタクンもまだまだ元気にがんばってくれると思います。
これからも、フタクンを応援していきたいです。
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下の写真は、去年の6月、誕生日の前日にフタクンのお祝いに訪れたときに撮った写真です。
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今年の誕生日もお祝いに行くからね~フタクン♪

皆さんも、埼玉こども動物園を訪問した際には、是非フタクンに会ってくださいね☆
大きなフタクンが反芻しながら迎えてくれますよ~♪
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by chappo10 | 2011-02-26 18:29 | 埼玉県こども動物自然公園

2011年2月、埼玉県こども動物自然公園に行ってきました。

入口から近いシマウマ、キリン、ポニーたちを眺めた後、東園へ。

東園はオーストラリアの動物たちとカピバラなどがいます。
2時からのカピバラ温泉が始まり、お客さんがたくさんいたので、少し空くまで、カンガルーを見に行くことに。

ここは、広い敷地の中で放し飼いになっているたくさんのカンガルーに会える気持ちのいい場所です。
気持ち良さそうに日向ぼっこをしているカンガルーたちの中で、ひときわ注目を集めいていたのは・・・

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お母さんを枕にして気持ち良さそうに寝ている子カンガルー!

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お母さんの袋からはみ出した子カンガルーもいました!可愛かったです♪
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なんとも幸せそうなカンガルーたちと別れて、そろそろ空いたかなとカピバラのところへ。
すると、、、、、


目に飛び込んできた神々しい姿!! 眩しい!!
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飛沫をあげ、滝に打たれる・・・いえ、打たせ湯を満喫する子カピです。なんだか置物みたいですね。
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別の角度から・・・・ ちょっと神々しさが薄れ、可愛らしいツルンとしたお姿に。
「本日のカピバラ温泉 午後二時から」の、看板娘にも見えます。
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後ろを振り返ると、、
ワラビーがおっぱいをあげていました~^^ 結構大きいぞ、子ワラビー。
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ここは、カピバラ放飼場を囲むように人間用の通路があり、さらにその外側にワラビーが放し飼いにされています。その名も「カピバラ・ワラビー広場」。
ワラビーと人を隔てる柵などは特にないのですが、ワラビーのいる草地に人間は立ち入ってはいけないし、ワラビーも臆病なので人間用の通路に出てくることはほとんどありません。もちろん、人間はワラビーを驚かさないように気をつけないといけませんね。


さて、あの神々しい子カピはどうしているかとういうと・・・


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やっぱり打たれていますね。

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打たせ湯効果か、毛がツヤツヤですね。
可愛い子カピがますます可愛くなりました^^

2010年10月29日に、彦馬お父さんとコマリお母さんの間に生まれた4つ子の子カピたち。
見る見る大きくなって、一人で立派に打たせ湯に打たれるようになりました。
打たせ湯だけでなく、温泉につかる、泳ぐ、温泉から飛び出てカピバラ列車、そしてカピバラ相撲と、次から次へと私たちを楽しませてくれます。楽しく元気な子カピに成長しましたね~!


ところで、この子カピたち、性別が気になりますね。
オスのモリージョは、かなり大人にならないと目立たないし、このくらいの月齢では性別が全然わかりません。
そこで、飼育員さんに子カピの性別を見極める方法を聞いたところ、なんと、おっぱいの数だそうです!
メスのほうが多いとのこと。でも、ゴロンとお腹を見せてくれた状態で数えないといけないので、これもまた難しいんだそうです。
もうしばらく先の、お楽しみですかね^^


皆さんも、埼玉こども動物園のカピバラ温泉、是非観てみてください☆ とっても楽しいですよ!
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by chappo10 | 2011-02-26 00:00 | 埼玉県こども動物自然公園

2011年1月、野毛山動物園で開催された、
開園60周年プレ企画「Zoo to Wildセミナー ~動物園から野生を感じよう!~」の
第1回『チンパンジーの行動学 ~動物園から野生へ』に参加しました。

講師は京都大学野生動物研究センターの森村成樹さん、チンパンジー・サンクチュアリ・宇土でエンリッチメントの研究をされている方です。

講義が始まるまで少し時間があったので、その間、森村さんが、ギニアのボッソウ、ニンバのチンパンジーのスライドを見せてくださり、解説してくださいました。日本の研究者の方々がここで野生のチンパンジーの研究をすると同時に、破壊が進む森で絶滅の危機に瀕しているチンパンジーの群れの保護に取り組んでいます。その保全活動の一つが「緑の回廊プロジェクト」で、現在たった1群12人しか残っていないボッソウの森と、4~5群のチンパンジーの生息が確認されているニンバ山の間で、分断されてしまっている土地に植林をして、チンパンジーの往来を可能にし、絶滅を防ごうという取組だそうです。

このような有意義なお話の後、今回のセミナーの始まりです。
メインのテーマはチンパンジーのコミュニケーションについて。
チンパンジー・サンクチュアリ・宇土で暮らすチンパンジーの群れでのコミュニケーションをビデオで見て、解説していただきました。
興味深いのが、チンパンジーの「泣く」という行動です。
何か恐かったり思い通りにいかなかったりすると、泣きます。人間の「泣く」とイコールではないけれど、近い感情表現のようです。人間と違うところは、チンパンジーは、攻撃交渉などがあった後、一人で泣いて、納得して、親和的行動に移るところです。泣くことは、対他個体ではなく、自分の中にある感情だそうです。攻撃されたときや恐かったときに、一人で壁に向かって泣いて、泣いた後はさっきまで喧嘩していた相手のところに行って遊んだりします。「泣く」ことによって、自分の中で問題を解決しているような感じです。仲間と平和的関係を保つための一つの手段のようでもあります。
森村さんは、「動物園で、チンパンジーのこのような平和的なコミュニケーションの形を見て、また他の動物のコミュニケーションを見て、我々人間にもできるかなと考えてみてほしい」というようなことをおっしゃっていました。
今まで私の中になかった視点だったので、とても勉強になりました。地球上には人間以外のさまざまな生物がいて、多くの生物が仲間とコミュニケーションを取りながら生きています。仲間と平和を保つためのコミュニケーション、これは生物によってさまざまです。動物園で見られる生物はほんのわずかだけど、私たち人間が他の生物から学ばせてもらう貴重なチャンスがそこにはあるのだなぁと思いました。

さて、森村さんの講演が終わり、次は、飼育員さんによる野毛山のチンパンジーの紹介です。
野毛山のチンパンジーは3人。
ピーコ(メス・45歳)
コブヘイ(オス・14歳)
ミラクル(メス・9歳)
です。
ピーコは年齢からもわかるように、40年以上前から野毛山にいるチンパンジーです。ピーコの若い頃の白黒写真では、スカートを履いていて、とっても可愛らしかったです。
コブヘイは、飼育員さんと遊ぶのが大好きだそうで、セミナーが始まる前にも飼育員さんが遊んであげているのが見えました。
そして、ミラクル。なんと、ミラクルはこのとき、妊娠中で臨月でした。だんなさんはコブヘイです。ミラクルの出産に備え、暖房設備も増設したとおっしゃっていました。
ミラクルが無事赤ちゃんを産んでくれたら、野毛山のチンパンジーは4人になる、ピーコにとって4人での暮らしは初めてなのでそれも楽しみと、飼育員さんはとても優しい表情でおっしゃっていて、私も嬉しくなりました。

そして次は、チンパンジーの「行動観察」。
研究者の方々が実際に行っている行動観察を簡素化したような形で、森村さんの指導の下行われました。
参加者全員に「行動観察シート」が配られ、3人のチンパンジーの中から自分が観察するチンパンジーを決めます。
シートには、行動の種類=「休む」「食べる」「移動する」「仲間とつきあう」「行動1~5」「その他」の記載があり、1分毎に対象チンパンジーがこの内のどの行動をしたかを記録していきます。
全員でチンパンジー舎の前に行って、チンパンジーの行動を見つめます。飼育員さんが1分毎に「1分経ちました~」と声をかけてくださり、そのたびに、その時にとっている行動に○をつけます。
一度に多くの人が見に来たので、コブヘイが怯えて興奮して壁を叩きながら走ったり、グリメイス(口角が下がって上下の歯が見える表情、恐れを表す表情)になっていました。コブヘイをなだめるために、森村さんがパンティング(弱い調子で声を出して相手の緊張を和らげる)をしていたのが印象的でした。
ピーコとミラクルは特に気にしていないようでした。
私はピーコを観察対象にしていたのですが、15分間の内、3分が「休む」、1分が「食べる」、7分が「移動する」、2分が「行動1=いない(部屋に引っ込んでいる)」でした。おわかりの通り、全部で15のはずが、13しかありません。。。。単純なようで意外と難しい行動観察でした。これを、参加者全員で集計することで、より客観的に、それぞれのチンパンジーの行動を分析します。1人でやっていると、主観が入ったり、私みたいに間違ったりしますからね。。この観察を何日も行って、行動を研究していくのだそうです。
初めての経験でとても面白かったです。

そして、まとめです。
最後にまた、チンパンジー・サンクチュアリ・宇土のチンパンジーたちの行動をビデオで見て、森村さんがいろいろお話してくださいました。
印象に残ったのは、チンパンジーの社会にはコミュニケーションのルールがあるけれど、たとえば群れでの暮らしに慣れていなくて、あるコミュニケーションができない個体や、怪我をしていて動きが仲間と違う個体がいたとしても、仲間はその個体をそういうものだと認め、全体で新たなコミュニケーションのルールを築き、暮らしていく、自分たちでルールを作り変えていくことができる動物だとおっしゃっていたことです。ここから私たち人間も学んでいくことができるのではないかということです。

今回このセミナーに参加して、動物園の動物を見るときの新しい見方を教えていただくことができて、本当に有意義でした。また是非このようなセミナーに参加できればと思います。

そしてなんと!!このセミナーから5日後の1月20日に、ミラクルが無事メスの赤ちゃんを産んだそうです!!!おめでとう、ミラクル!そしてコブヘイも!
赤ちゃん、元気に育ってね!
こちら、出産5日前のミラクル↓ 下の写真をよく見るとお腹がとても大きいのがわかります。
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こちらはピーコさん↓ 初めての4人暮らしを楽しんでね♪
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コブヘイの写真がなくてゴメンナサイ~
今度、家族4人の写真を撮らせてもらうのを楽しみにしてます☆

皆さんも是非、野毛山動物園のチンパンジーに会いに行って、赤ちゃんはもちろん、チンパンジーたちの行動を観察してみてください。きっと楽しい発見があると思いますよ♪
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by chappo10 | 2011-02-13 23:04 | 野毛山動物園

野毛山いろいろ

2011年1月、野毛山動物園に行ってきました。

野毛山で出会った素敵な動物たちをご紹介。

フトアゴヒゲトカゲ。野生ではオーストラリアの砂地や岩場に生息しているそうです。
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アミメニシキヘビのダン(♂)。1986年生まれ。美しいです。
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野毛山の爬虫類館は充実していて勉強になります。
ワシントン条約に違反して爬虫類が密輸されることが多く、野毛山動物園でも税関や警察に依頼された多くの密輸爬虫類を保護しているそうです。そのような内容のパネルも多く掲載されていて、動物園の役割と私たちの意識について考えさせられるものでした。
それと、寒い冬には暖房が効いているので、爬虫類館オススメです^^



ライオン夫婦のフク(♂)とシンク(♀)。
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お食事中のフサオマキザル。お食事ガイドでは、鶉の卵を上手に食べる姿を見ることができました。
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アミメキリンのヒナタ(♂)。2010年5月生まれの赤ちゃんキリン。
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美しい孔雀。園内で放し飼いになっているため間近で観察できます。
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最後は、アビシニアコロブスの赤ちゃん。2010年12月11日生まれ。6年ぶりの誕生だそうです。
ガラス越しでボヤッとしてますが、白さは伝わるかな・・・
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全身真っ白。宇宙人みたいです^^

小さな体だけど、既に尻尾がこんなに長いのには驚きました。
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お外でお食事中の大人たち。ピントが合ってませんが、なんか面白いので載せました。
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野毛山動物園は、無料で入れる動物園です。
無料ですが、とても充実していて、いろいろなところに動物園の努力が伺えます。
楽しく勉強になる動物園に大満足で、出入り口付近に設置されている募金箱には多くの人が募金して動物園を後にする姿が見られました。
感謝を形にするのも大事ですね^^


今年2011年4月1日には開園60周年を迎えるそうです。
開園60周年を記念して、さまざまなイベントも予定されているようですよ♪
皆さんもこの機会に是非、野毛山動物園に足を運んでみてください☆
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by chappo10 | 2011-02-11 23:30 | 野毛山動物園

ラクダ ~ツガルさん~

2011年1月、野毛山動物園に行ってきました。

逢いたかった~逢いたかった~逢いたかった~Yes!! ツガル~~~♪♪♪


2010年12月18日に御年35歳を迎えたツガルさん。
日本最高齢ラクダのツガルさんのおうちの周りには、お客さんからの誕生日を祝う絵やメッセージがたくさん飾られていました。

ツガルさん、こんにちは~~!
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お元気そうです。

今度は、腕を目一杯伸ばして、フェンスの穴にカメラのレンズがはまるようにして・・・
きれいなツガルさん。穏やかな表情です。
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こっちをチラッ。
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ちょっと視点を変えて、後ろから撮影してみました。
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後姿が、長髪の女性のようでした。
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閉園時間の少し前、帰り際にもツガルさんに会いに行きました。
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ちょっと咳をしていたのが心配でしたが、きっと大丈夫だと思います。ツガルさんにはとっても優しい飼育員さんがついていてくれますから。
ツガルさん、また会いに来るから、元気でいてね~!


お子様からお年寄りまで、たくさんの人たちに愛されるツガルさん。
これからも元気に穏やかに幸せに暮らしてほしいと心から願います。

皆さんも是非、野毛山のツガルさんに会いに行って素敵なツガルさんに声をかけてください☆ きっと元気をくれますよ♪

こちらも素敵なブログです♪ ツガルさんが大事にされているのが伝わってきます。
「のげやま ツガルつれづれ日記」
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by chappo10 | 2011-02-11 23:00 | 野毛山動物園

可愛すぎる●●!?

2011年1月、横浜市立野毛山動物園に行ってきました。

世間では、「美人すぎる●●」とかいうのが一時期流行っていましたが、
ここ野毛山動物園に、「可愛すぎる●●」を見つけてしまいました。。。

それは、、、




可愛すぎるレッサーパンダ!!!
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キンタちゃん。女の子です。可愛すぎるでしょう。
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そして、ウミくん。男の子。こちらも可愛すぎます。お行儀良くお座り。わんこっぽい。
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カキカキカキ。これまた可愛すぎる。
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今まで、「レッサーパンダ=可愛い」という、あまりにも定番というか万人受けする可愛さに、天邪鬼の私はあまり注目していなかったところがあったのですが、今回のキンタちゃんとウミくんの可愛すぎる可愛さに、やっぱり可愛いのはいいもんだと納得しました。

キンタちゃん、ウミくん、ありがとう!!
これからも2人仲良く元気に過ごしてね。また会いに行きます、可愛すぎる2人に。

皆さんも、野毛山の可愛すぎるレッサーパンダ、キンタちゃんとウミくんに、是非会いに行ってください☆
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by chappo10 | 2011-02-11 22:30 | 野毛山動物園