古賀賞受賞記念

安佐動物公園では、このたび「グラントシマウマの累代繁殖と個体群管理」の業績で第26回古賀賞を受賞し、去る5月24日北海道旭川市で開催された公益社団法人日本動物園水族館協会総会にて秋篠宮殿下御臨席のもと記念のメダルと賞状を授与されました。
広島市報道資料より)

安佐動物公園に3度目古賀賞(中国新聞)

第26回古賀賞 「グラントシマウマの累代繁殖と個体群管理」(安佐動物園HP)

上記にご紹介しました通り、安佐動物園がグラントシマウマで第26回古賀賞を受賞しました。
受賞を記念し、安佐動物園で撮影したグラントシマウマの写真を紹介したいと思います。

“国内最多の18頭を約3550平方メートルの展示場で飼育している”という安佐動物園のグラントシマウマの展示場の様子が比較的わかる写真がこちら↓

2010年12月24日撮影
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初めて見たときは、放飼場の広さとシマウマの群れに感動しました。
サファリパークではなくこの広さと動物の数を実現していることは素晴らしく、クロサイやケープハイラックス、アヌビスヒヒの数もおそらく日本一だろうと思われる安佐動物園、まさに「動物がたくさんの動物園」です。

(参考:アヌビスヒヒ)
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グラントシマウマの繁殖という点では、私が今年1月に訪れた際にも、生まれて数カ月の赤ちゃんシマウマがいましたので、その写真も含めいくつか写真を紹介します。

2012年1月撮影
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本来群れで生活する動物を、動物園という人工的な環境下で群れで見ることができるというのは本当にありがたいことであり、また動物にとっても、自然に近い状態で尚且つ個体の健康・幸せを守れるのであれば素晴らしいことだと思います。
安佐動物園の特徴である、放飼場の広さと個体数の多さを、可能な限り他の園でも実現してほしいなあと思います。
私としては、動物園でたくさんの種類の動物に会うことより、1種類1種類、さらには1個体1個体が幸せに暮らしている様子に出会えることが何より嬉しいです。
1種類の動物を1か所に集中させることはリスクもあるため不可能ですが、「この動物園はこの動物」という風に、飼育管理を得意とする動物に特化して動物を飼育するということを全国の動物園で連携してやっていくのも、動物の幸せを追求するためのやり方なのかなあとも思います。
来園者は必ずしも種類をたくさん見たいわけではなく、動物の幸せそうな様子を見たいと思っているということを動物園側も意識しながら成長していってほしいです。

と、そんな偉そうなことを言ってみたりもしますが、とにかく、安佐動物園は大好きな動物園の1つなので、また近いうちに行きたいです!!
クロサイの赤ちゃんも生まれているし、新しいチンパンジー舎もできたし、見どころいっぱい!!!

みなさんも是非、古賀賞を受賞した、旬な安佐動物園へ行ってみてください☆
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by chappo10 | 2012-06-10 01:03 | 広島市安佐動物公園

1月15日は父母の結婚記念日。

今年は安佐動物公園の大大大家族、ケープハイラックスさんの写真でお祝いしたいと思います。

ムギュムギュ
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メゾン・ド・ケープ
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赤ちゃんがガジガジ
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「ママはぼくが守る!」
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ぽかぽか
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ぽかぽかぽか
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ぽかぽかぽかぽか
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赤ちゃん&赤ちゃん
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安佐動物公園のケープハイラックスは、本当にすごい数がいます。
いったい何匹いるんだろう、、、数えるのは無理なくらいいるんです。
30匹?40匹?一昨年行ったときも赤ちゃんが生まれていて、今年も。
楽しい楽しい大家族です。

安佐のケープハイラックスほどの大家族ではないけど、私を含め家族を築いてくれた父母に感謝したいです。
そして、動物好きの父母のおかげでこんなに動物好きになれたことにも感謝感謝です!
結婚記念日おめでとう♪
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by chappo10 | 2012-01-15 22:55 | 広島市安佐動物公園

フタコブラクダ
テメくんとフーコちゃん
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アムールヒョウ
ベルくん
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アミメキリン
キリコさんとメグミちゃん
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by chappo10 | 2012-01-08 23:55 | 広島市安佐動物公園

安佐のクロサイ

2ヶ月も前にさかのぼりますが、、、
2010年12月、広島市安佐動物公園に行ってきました。

とても素晴らしい動物園で、ご紹介したいことは山ほどあるのですが、今日はその中のクロサイをご紹介します。

安佐動物園にいるクロサイは、現在7頭。
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第1クロサイ舎に、父:ヘイルストーン、母:サキ、娘:アディ、息子:ロック、娘:ココが、
また、第2クロサイ舎には、世界長寿第1位と第2位のハナ(♀)とクロ(♂)が住んでいます。ハナは日本一のお母さんクロサイでもあります。
さらに、安佐動物園所属のクロサイ4頭が、ブリーディングローンなどで現在他の動物園に赴任中であり、全部で11頭が安佐動物園のクロサイということになります。すごい数ですよね。

この数からもわかるように、ここ安佐動物園では、絶滅危惧種のクロサイの繁殖に成功しており、日本、そして世界の動物園に安佐で生まれたクロサイを送り出し、さらなる繁殖に寄与しています。
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さて、この日は雪が舞うほどの寒さで、残念ながらクロハナ夫妻は室内にいて、見ることはできませんでした。次回に期待。元気で幸せにのんびり暮らしてねと願いながら、第1クロサイ舎へ。
広い放飼場で5頭そろってお昼寝していました。
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しばらく観察していると、息子(?)がお父さん(?)を起こしに行き、、、
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それを合図にみんな起き出して
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仲良くウロウロし始めました^^
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大きなクロサイファミリーが一斉に動く姿は圧巻です。
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みんなで喉を潤します。
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枝を食べる。幅広い唇を利用して地面付近の低い草を食べるシロサイ(wide rhinoceros→white rhinoceros)と異なり、クロサイは低木の若芽や新芽を食べやすいように上唇が尖がっています。
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安佐動物園には「ライノテラス」という、クロサイをすぐそばで見られるテラスがあります。だから、大きな身体、分厚そうな皮、尖った上唇など、クロサイの特徴を間近でじっくり観察できるのです☆
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こんな素敵なクロサイが、現在、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは、最も絶滅のおそれが高いとされる、CR(近絶滅種)というランクに指定されています。
これは、言うまでもなく、人間による環境破壊、そして密猟・乱獲が原因となっています。
特に、サイの角を短剣や薬用として利用するために、サイが殺されていることは、非常に深刻な問題です。サイの角は、ケラチンでできた角質で、人間の髪の毛や爪と同じ成分で、何の薬効もありません。それなのに、科学的根拠もない迷信だけのために、多くのサイが殺され、絶滅の危機に追いやられているというのは、人間とはなんて愚かなのかと思います。
このような短剣や薬なんて買わないから、自分はサイの数の減少の原因は作っていない ということにはなりません。野生のクロサイが生息するアフリカの環境破壊、遠い遠い日本に住んでいる私たちも大いにその原因を作っていることは確かです。世界の自然・野生生物の危機に、私たちが関わっていないことなんてないんです。
ではどうすればいいのか。困りました。
「困ってるだけじゃ駄目なんです!!!」
これ、実は、横浜市立金沢動物園で、安佐出身のクロサイ、ロン君を見ながら、クロサイ担当の飼育員さんに言われた言葉です。
上記のような、クロサイの現状についてフリップを使ってわかりやすく説明していただき、それを聞いた私が、「そうか~~ 困ったなぁ・・・」と何気なく呟いた言葉に、飼育員さんがおっしゃったのです、困ってるだけでは何にもならないと。
その通りです。それ以来、私と友達は動物園で、絶滅の危機に瀕している動物の説明を読むたびに、「困ったなぁ、、、、あ!でも困ってるだけじゃダメじゃん、金沢の飼育員さんに言われたじゃん!」と言って、もう一歩前に進むためにどうするべきなのかを考えるようになりました。とはいえ、答えが出ないことのほうがまだまだ多いのですが、あきらめず、考え続けようと思います。

大事なことを教えてくれた、金沢動物園のクロサイ、ロンとローラ、そして飼育員さんに感謝^^
(ロンとローラ:2010年3月に撮影。)
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さて、それでは、クロサイを守るために何ができるか。
たとえば、International Rhino Foundation(国際サイ基金)という、サイの保護団体があります。このような団体による報告や活動を知り、共感すれば、何らかの形で協力するというのもあるでしょう。
また、もっと身近で、生活に関わる形で何かできないかと考えたとき、野生のクロサイが生息するアフリカに、私が日々お世話になっているもので真っ先に頭に浮かぶもの、それはコーヒーやチョコレートです。ほぼ毎日飲むコーヒーをFair Tradeのコーヒー(たとえばこんなものや、こんなもの)にすることで、生産者の持続可能な生産と生活を支える。それによって、現地の人々の生活が改善され、非合法のサイの密猟などで生活をしていく必要が減る。また、コーヒーを買うことで、国際サイ基金、チーター保護基金、ユキヒョウ保護団体に寄付ができるコーヒーや、さらに、森林を保護しながら栽培しているコーヒーなどもあるようです。詳しくは、ナショナルジオグラフィックの「環境にやさしい植物」に載っています。
サイの保護活動が地道に続けられ、成果をあげていましたが、近年また、サイの密猟が急増しているようです。大変哀しいことです。このような現実を知り、常に問題意識を強く持っておくことも大切ですね。
「南アフリカでサイの密猟が急増 WWF 2011年1月14日」
「南アフリカのサイの密猟がかつてない規模に WWF 2011年1月14日」


最後に、クロサイの素敵な笑顔を^^
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この笑顔を絶やさないために。
皆さんも是非、安佐動物園を訪れて、クロサイの素晴らしさを感じ、生息地の現状について考えてみてください☆
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by chappo10 | 2011-02-27 16:49 | 広島市安佐動物公園