2010年 11月 08日
ボンとヨーコ
毎日14時半から行われている「ゾウの牙ガイド」を目指して、インドゾウのボンとヨーコのところへ。
ヨーコは見学者みんなにご挨拶してくれました。笑顔がとっても可愛いヨーコ。
ヨーコが挨拶をしている横で、大きなお尻を向けているのは、旦那さんのボン。
私たちが呼んでも見向きもしません。
ところが、、、、、
飼育員さんではないけれど園内で働かれているのであろう、年配の男性の方が通りかかり、「おい、ボン!ボン!ボーン!」と呼ぶと、こちらを向いて、「は~い、ボンだよ~」と挨拶。
ボンは「いつものおじさんが来てくれた♪」と思ったのでしょうか。ゾウはとても賢い動物ですね。
「ゾウの牙ガイド」ということで、以前折れたボンの牙に触らせてもらえます。
持ってみましたが、上の写真の現在の牙の半分ぐらいの長さでしたが、それでもかなりの重さでした。
ボンほど立派な牙を持っているゾウは、他の動物園にもなかなかいないみたいです。
「ゾウの牙ガイド」で来てくださった飼育員さんは、とても親切な方で、いろいろな質問に対して全てとても丁寧に答えてくださいました。
ゾウ担当の飼育員になってもゾウに認められるまではかなりの年月を要すること。
大人になった雄のゾウを調教しないのは、自然界で雄は単独生活をする性質から、飼育員も一定の距離を置いて接するため。
ゾウのマストは、固体によって激しさが異なり、ボンはそれほどでもないこと。
ボンは体重6300キロ、ヨーコは3800キロ、雄と雌の体重差としては普通。
などなど。
印象に残ったのは、飼育員さんが、ボンとヨーコをとっても大切に思っているのがすごくよく伝わってきたことです。興味深い話が聞けてとても勉強になったのと同時に、ボンとヨーコが大事に大事にされていることがわかり幸せな気持ちになりました。
その後はご飯タイム。
ボンは自分のぶんをさっさと食べ終わり、ヨーコの食べ残しを食べていきます。
ぴったりくっついて。
ヨーコの行くとこ行くとこ、ボンがついて回るという感じでした。
とっても仲良しな二人。これからも仲良く楽しい毎日を送ってね。
皆さんも金沢動物園に行かれたら「ゾウの牙ガイド」に是非参加してみてください☆
飼育員さんにたくさん質問することをお勧めします♪